自発的な学習。

(写真の衝立は、子どもたちにフィンガーペイントで制作してもらった花火の台紙を使い、学習スペースを確保するための衝立として仕上げました)

夏休みの忙しさに追われ、久しぶりのブログ更新となってしまいました。

夏休み期間中は小学生の子どもたちが午前中から夕方まで利用され、普段とは違い関わる時間が長く持てる期間であり、その分様々な取り組みを試みることができました。


何人かの子どもたちには、詩の朗読を取り入れてみました。覚えたてのひらがなで、読んでみたい、学んでみたいという意欲の強い子は、積極的に取り組んでくれました。一人の子が、ある詩を読んだときに、「こういう綺麗なもの、もっと読んでみたい!」と言ってきました。詩の世界を直感的に理解する、一年生ならではの素晴らしい感性だなと思いました。その子は詩を印字した教材を家に持ち帰り、夏休みの期間中、毎日音読したそうで、暗誦できるようになりました。旧仮名遣いや習っていない漢字も入った詩だったのですが、学校が始まってから、先生に披露するのだそうです。


別の子は、とにかく勉強が嫌い、勉強しようというだけで、逃げてしまう子でした。

文字かき歌という、子どもが喜ぶわらべ歌のようなリズム感に合わせて、歌いながら楽しむひらがなカルタ教材を用意してみて、子どもたちと取り組んでいると、最初は嫌がってたその子が、遠くから見ていて「おれもやる!」と、カルタ遊びの輪の中に入ってきてくれました。終えた後も「また勝負しようぜ!」と言ってくれて、次には字を書くことにも興味を抱いてもらえるよう、工夫しているところです。


子どもたちに興味を芽生えさせて、自発的に学習に取り組めるような時間を設けることはできないものかと、色々と試行錯誤してみた二か月間でした。子どもたちは、表面的には勉強嫌だ!と言いながらも、本質的には「学びたい、やれること、理解できることを増やしたい(つまりは成長したい)」という欲求をしっかりと持っている存在ではないでしょうか。だからこそ、分かるようになると(できるようになると)嬉しいのだと思います。

夏休みの二か月間で学んだことを、今後も活かしていきたいと思っています。

(花火のフィンガーアートも夏休みの期間中に取り組んだことの一つです)