(今月の壁紙。12月から、子どもたちと皆で準備を始めていました。)
あけましておめでとうございます。
私たちの事業所は4日から営業していますので、子どもたちとの生活が新しく始まってから三日目になります。
今年もどうぞ一年間、よろしくお願いいたします。
今年もそれぞれの職員が、それぞれの思いを持って、仕事に取りかかっています。
子どもたちにとって実り多い一年となるよう、私共も頑張って参ります。
さて、療育や発達支援と言った時に、一般的には、支援員が、対象となる子どもの自立生活を支えていくということがまず第一に考えられているのではないでしょうか。
そしてそれと同時に、実は支援員も子どもから支えられているという、もう一つのベクトルについても、思いを馳せてみたい、と考えています。
先日、ある職員と子どもを連れて公園に散策へ出かけた時、その職員が言うのですね。
「この子たちの笑顔を見ていると、こっちも嬉しくなりますよね。」
冬ならではの雲一つない晴天で、その子も気持ち良かったのでしょう。ジャングルジムに登って、ずっと笑いながら空を見上げているんですね。
素晴らしい感性と思いませんか?
職員もその子の笑顔をみて、心がスッとして、空を思い出させてもらえるんですね。
そしてもっと大事なことが、そうしたある種の感動を伴う瞬間には、職員が子どもに対して、非常に共感的になっているのですね。その時、自閉症の子供たちも、職員へより心を開いてくれます。そしてその事がまた、子どもたちの内に、新しく成長の種を蒔くことになっているのですね。(言葉の発達を取り上げてみても、その本質は大人と子どもとの共感的な場面の積み重ねにほかなりません)
療育、発達支援と言っても、大人が子どもを支えるという一つのベクトルだけではなく、大人もまた子どもから支えられている。そうしたお互いを支え合う福祉の中で、より高い質の支援が生まれてくる、と考える所以です。なぜなら、そこには共感が媒介するからでしょう。
皆さまにおかれましても、良い一年が送れますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。