(ベランダ遊びの様子。自由時間の最中に。)
冬になってきました。いかがお過ごしでしょうか。
発達障害といわれている子どもたちも、実に豊かな時を過ごしている、と思われたことがあるのではないでしょうか。
それは、言葉や概念を通さない実物の知覚による、感覚的な豊かさの世界です。もちろん、そうした世界の知覚が、時に不安定さをもたらすことは忘れてはなりません。
ベランダに出れば、日の光が目に入ってくる。大きく足を踏み鳴らせば自分の足音が聞こえてくる。ガラス戸に映る自分がいる。目の前を車が通りすぎていく。
子どもたちの目には、実は一つ一つが新鮮で、鮮やかな世界に映っているんですね。
子どもたちと遊んでいて、そんなことを感じました。
大人の側も、子どもたちから、そうした豊かな世界を学ぶことができるんですね。一緒にいることによって。
そしてそうした時、子どもたちへの声掛けや関わりが、自然に、共感的になっていることに気づくのですね。
発達障害による様々な困難さも、背景には、他者と関係性を結んでいくことの苦手さが隠れています。
人との関係性を育めるような、共感的な対人関係が必要なのですね。
上にあげた例もその内の一つです。
他者の共感性に触れていくこと。その事が、彼らの豊かだけれども不安定な世界に、安定感をもたらすのではないだろうか、と考えています。