療育様々。

(始めの会の後、着席してパズルと紐通しの課題。着席して物事に取り組める様子が増えてきました。)

(半年以上かけて取り組んできたパズル。先月からパズルを一人で完成できるようになり、集中力も高まりました。)


先月は新型コロナウィルスによる教室の一時閉所に伴い、ご利用の皆様には大変なご迷惑とご心配をおかけし誠に申し訳ありませんでした。2月7日(月)より、平常通り運営を再開しております。


さて、「療育」と言った時に、どのようなイメージを持たれるでしょうか?

上の写真は、はじめの会の後のチャレンジタイムでの様子です。主に認知発達を視野に入れた教材に取り組んでいます。着席して物事に取り組むこと、空いた穴に紐を通すこと、パズルのピースが全て合わさると一枚の絵が完成すること。いずれも認知的要素が濃い取り組みのように思われますが、同時に、そこには社会的な意味が、他者との間で共有されています。つまり、物事に取り組む際には椅子に座るということ、この教材の時には穴に紐を通すということ、パズルには始まりがあり終わりがあるという事。いずれも他者との間で学ぶ(共有化されていく)、社会的意味を帯びた事柄です。という事は、あらゆる認知的発達の背景に、社会的意味の理解、つまり他者との関係性の中から学び取っていくという、関係性の発達が支えになっています。そして「関係性の発達の基礎は?」と言われれば、共感的な他者の存在です。


さて、次は公園での活動の様子です。

遅ればせながら(?)、先日凧あげを子どもたちと楽しんできました。ある子は公園で石を拾い、職員に見せてくれます。ブランコが大好きで楽しそ~に声をあげブランコの揺れに体を任せる子もいます。凧をあげる際に感じる風。石という素朴な自然物に触れること。心地良いブランコの揺れと風をきる感覚。いずれも、子どもたちを開放的な気分にさせますね。子ども達の心身を癒す、セラピューティックな時間。こうした時間も、子ども達の心身の発育には欠かせません。

さらに、公園での活動の前後には、教室での落ち着いた活動があります。おやつを食べる、おままごとをする、着席して物事に取り組む。収束(教室)と発散(公園)のリズム。一つのリズムが子どもに与えられることによる心身の安定化です。


教室での色々な活動内容を紹介してみました。

認知的発達、その背景にある関係性の発達、自然による癒し、生活の中のリズム。いずれも療育的意味合いを持ち合わせています。「療育」と言っても様々な側面があり、子どもたちの発達にとってはどれもが大切な要素です。